Windows8.1に「スタートメニュー」を復活させる。

パソコンのトラブルやホームページの打合せ等で、お客様の事務所等を訪問した際、Windows8/8.1のパソコンにお目にかかることがありますが、いわゆる「スタートメニュー」が無いままお使いの場合がほとんどです。

そんな時は、つい「このパソコン、スタートメニューが無いですが、使いにくくないですか!?」と尋ねてしまいます。

Windows8スタートメニューほとんどの場合、「使いにくい。」というお返事を頂くので、希望により「スタートメニュー」のフリーウェア(Classic Shell 4.0)をインストールさせて頂きます。

これをインストールすると、Windows8ではスタート・ボタンが復活し、Windows7/Vistaの様な、スタートメニューを使用できます。Windows8.1では、(復活したが余り使い道のない)スタートボタンをクリックすると、Windows7/Vistaの様な、スタートメニューが現れます。

また、Windows8/8.1を起動した際、初期設定のタイル画面を飛ばして、従来のデスクトップ画面を表示させることができます。

経験上、タブレット等でない限りタイル画面は使いづらいですし、大きな液晶モニタにタッチしようにも、すぐに腕が疲れてしまいます。自宅にはタッチパネルの23型液晶モニタがありますが、私を含め誰一人タイル画面は使いません。

来年出ると噂されるWindows9では、「スタートメニュー」は復活するようですが、Microsoftもようやくユーザーの声に気づいたんでしょうか?

インストールの際は、こちらも参考にしてください。

 

文字化けしたメールはエンコードの変更で読める。

先日お客様のオフィスを訪問した際、

「メールが文字化けして見えないことが時々あるんですが、どうしたらいいんですか?」

文字化けメールと尋ねられました。

実はこの質問、ほかでもよくあります。

メールが文字化けしていると、ほとんどの場合、再送してもらっても同じ結果になります。

メールの送信元に再送依頼やFAXでの再送を依頼する前に、メールの受け取り側でできることがあります。

使用しているメールソフト(多くの場合WindowsメールやMicrosoft Outlook等)で文字化けしているメールを表示し、”エンコード”を変更してみるとほとんどの場合見ることができます。

実際、メールのヘッダー情報でエンコードの形式を調べてみると、使用されているエンコードがわかります。

日本語メールを”送信”する場合の一般的なエンコードの設定は、”日本語JIS(ISO-2022-JP-1)”が一般的なようです。

ただし、テキスト形式(文字のみ)の場合は上記のエンコードで送られますが、HTML形式(絵や写真などを添付ではなくて文章に埋め込んだものなど。)のメールは、”UTF-8″で送られています。

通常は、上記のどちらの形式で送られるメールも、WindowsメールやOutlook等のメールソフトが自動的に判別して読み取ることができますが、まれに自動的に判別できない場合もあるようで、それが文字化けを引き起こします。

わかりやすいページがあったので、参考にして下さい。

ちょっと難しいですが、こんなのもありました。

送り側が、文字化けが起きないように気をつけることは、一般ユーザには厳しいようですね。

 

PCの電源スイッチを入れたら、画面は出ないのにファンの音がスゴイ。

先週のこと、お客様から電話があり、

「朝からパソコンのスイッチを入れたら、画面は真っ暗なままなのに、パソコンの本体のファンが回りっぱなしで困っています…。」

とのこと。 駆けつけたら、ファンから爆音が出たまま、画面は真っ黒でした。 取り敢えず、電源スイッチを5秒以上押したままにして、強制的に電源を落とし、静かになりました。

  • 機種:デスクトップ・パソコン HP dc5800 SFF

対処方法

  1. 電源関係も含め、パソコンにつながっているケーブル類をすべて抜きます。
  2. デスクトップ・パソコンの場合、サイドカバーを外し、筐体を開けます。
  3. メインメモリをすべて抜き、静電気に気をつけて接点部分を清掃。
  4. メインメモリを外したまま、電源ケーブルを本体に差し、電源スイッチを”ON”。「ピポー」と、ビープ音が鳴りました。
    この音は、メモリが刺さっていないことを知らせてくれています。と同時に、BIOSは正常であることと、マザーボード等の異常の可能性は低いというサインです。 もしここで、ビープ音が鳴っていなければ…、マザーボード異常か、電源異常か…、検証に時間がかかるところでした。
  5. 清掃済みのメインメモリを元通りに刺して、全ての配線をつないでから電源スイッチを入れました。
  6. 無事”BIOS”の画面も出て、Windowsが立ち上がり、問題なく起動。

デスクトップパソコン(内部)お客様も、ホット一息。

メモリテストでも異常なしなので、一件落着。

パソコンが立ち上がらなくなるトラブルは割と多いですが、今回のケースではつい最近停電で何度かパソコンの電源が落ちたということでしたので、パソコンの帯電が原因かもしれません。

パソコンの帯電に関する起動不能の際の放電の仕方は、次を参考にして下さい。